CH-53E 飛行中の「窓」落下事故について抗議・要請活動を行いました。
平成29年12月14日、自由民主党沖縄県支部連合会(会長 照屋守之)は、CH-53E 飛行中の「窓」落下事故について、外務省沖縄事務所の川田司 特命全権大使、沖縄防衛局の中嶋浩一郎 局長、在沖米国総領事館のジョエル・エレンライク 総領事に対し以下の抗議要請活動を行いました。
CH-53E 飛行中の「窓」落下事故について抗議・要請
在沖米海兵隊報道部によると、12月13日(水)午前10時09分、海兵隊普天間飛行場の所属 CH-53E大型輸送ヘリ1機の1m4方の窓が、普天間飛行場に隣接する普天間第二小学校の運動場に落下した。県内マスコミによると、当時運動場には50名の児童が運動を行っており、窓の落下により1名の児童が軽傷を負った。
米軍は否定しているが、12月6日には、同じくCH-53Eの部品が保育園の園舎の屋根に落下している。落下位置からその数10センチしか離れていない園庭で多くの園児と先生が遊んでいた。一歩間違えれば人命に関わる深刻な事故だ。
一方で去る11月19日未明アルコールを飲酒した米兵が公用車で軽トラックと衝突事故を起こし男性が死亡した。
この一か月の間にこのような事故が立て続けに起きている。沖縄県民の怒りはすでに限界を越している。すべての県民が米軍基地の危険と隣り合わせで生活しているという現実は極めて異常であり、日米両政府及び米軍は深刻に受け止めてもらわなければならない。
自民党沖縄県連は、度重なる事故に鑑み、厳重に抗議するとともに、下記事項を速やかに実現することを強く要望する。
記
一、早急な事故の原因究明と情報提供並びに再発防止、米兵の綱紀粛正を求める。
一、事故の原因究明がなされるまで、CH-53E輸送ヘリの県内における飛行を停止するよう強く求める。
一、普天間飛行場の一日も早い返還を実現すること。